友人を探しにハローワークへ行った帰り、とあるマルチの勧誘に捕まった。
「どんな理想も必ず実現できるんです!
実現できない夢なんかありません!
今、亀頭さんの欲しい物を言ってください!」巨万の富、広大な土地、高級車、一等地の豪邸、海外の別荘、船、飛行機、顔より大きい宝石、色々な物を挙げられた。
「今の中で一番欲しい物は何でした?」どれも欲しかった。 しかし、そこで「巨万の富!」とか言ってしまうと相手のマニュアル通りに乗せられてしまう。
「今の中にはありませんね。」セールスマンはビックリしたようなおどけた顔を見せ、ニヤニヤしながら言った。
「もしかして男?イイ男が欲しいんですか?(笑)」くだらない。 イイ男なんかマルチで手に入るわけがないし、目の前のセールスマンの思い付く「イイ男」なんて、どーせ下らない人間だろう。
「いえ、そういう俗物ではないです。」セールスマンは再びおどけた表情を見せ、
「じゃあ何?何でもいいですよ。言ってみて?」と催促してきた。
「クラインの壷。」反応が見たかった。 しかしセールスマンは怪訝な顔で、
「クライン?ブランド?」と聞いてきた。
「ご存知ありませんか? クラインの壷ですよ。
カルバン・クラインとかブランドじゃないです。」セールスマンは困った顔をして、ソレが何かを聞いてきた。
「簡単に説明できるものではありません。
調べてみてください。
もしそれが手に入るのなら、そのビジネスやります。」連絡先を渡して別れた。
夜、電話が掛かってきた。
クラインの壷が何であるか調べた模様。
「本気であんなのが欲しいんですか?
手に入れてどうするんですか?」「欲しいですよ。部屋に飾るんです。」「でも、あれはさすがに無理ですよ・・・。
お金で買える物とかを目標にしないと・・・。」「私はクラインの壷以外に興味ありませんから。」こんな風にはぐらかして、セールスマンをかわしましょう。

ハトは昨日の朝、普通に歩けるようになっていた。 ミルワームを突付き(食べはしなかったようだが興味は示していた)、パンを食べ、元気にテラスを歩き回っていた。
時折テラスへやってくる鳥たちを目で追い、ソワソワしていた。
そして昼過ぎ、ハトは外へ飛んで行ったようだった。
気付いた時にはハトの姿が無かった。
<ここから日本美術刀剣保存協会の話>

とある方に 「刀剣美術」 という冊子を頂いた。
これはどうやら、日本美術刀剣保存協会の会員のみに毎月配布されるもののようだ。 いいなー毎月こんな面白い冊子が読めるなんて。
昨日の夜中、Jingの職場へ迎えに行く途中、路上でうずくまったハトを発見。 迂回しながら通ろうと思ったのだが、こちらは犬を3匹連れていたので、ハトの目の前へひょっこりと顔を出した犬に驚いて、ハトが車道へ飛び出してしまった。
ハトは弱っていたのか、低空飛行のまま車道へ出たため走行中の車と接触してしまい、そのままユラユラ羽と片足を引きずって道路の脇へと移動した。 その通りは幅が10メートルほどあって、ハトは元居た歩道と反対側へ移動し、路駐してあった車の下にうずくまっていた。
このままでは再び車と接触すると思ったので、ダメ元でも安全な環境に保護しようと考えた。 しかし犬連れのまま接近してはまた同じ事になるので、とりあえずJingを合流して犬を持っててもらい、自分が車道側からハトに接近し、瞬速でハトを捕獲。
どこかに怪我がある場合は暴れさせてはならないので、胴体部分と羽を固定した状態で両手に包み込み、ハトの頭部を服で覆うようにして(鳥類は暗所での活動が苦手だと記憶していたので・・・)自宅へと連れ帰った。
小型犬用のゲージに細くきざんだ新聞紙を敷き、水と米とパンくずを設置し、その中へハトを入れた。 水くらいは飲ませないといけないと思って、指に水滴をつけてハトの口元へ持って行ったら、ちゃんとくちばしで水滴をつつき、水を飲んでくれた。
朝になって、もう一度水を上げようと近付いたら驚いたのか 「ピィピィ」 とヒヨコの声で鳴いた。 まだ巣を出たばかりの赤ちゃんなのかも知れない・・・。
今日は近所のペットショップでミルワームでも買おうかと思う。 ミルワームは昔、トカゲやカナヘビを飼っていた頃に繁殖させていたくらいなので、その栄養価の高さなどは良く分かっている。 食べてくれるといいな・・・。 そろそろ捕食も出来るサイズの小鳩だから食べてくれるとは思うんだけど・・・心配だなぁ・・・。 しかし、冷蔵庫にミルワームを置いておくのは・・・Jingに反対されそうだw
早く元気になって、ここを巣立ってくれますように

初めて送ってきたメールの件名は
「リバーサイドホテル」 。
本文は、
お姉ちゃん。リバーサイドホテルってどこのラブホ?
川にプールがあるらしいけど?知ってるか?ふざけるのも大概にしろwwしかしまぁ、一応、返信はしておいた。
件名:
リバーサイドホテルの件
本文:
部屋のドアは金属のメタルで、
洒落たテレビのプラグは抜いてあるホテルの事だと思う。
川沿いにあるよ。水辺にね。するとすぐに返信があった。
で、どこにあるんだよ!
行った事あるの?質問しておきながらこの態度。
まったく、姉としてガッカリだ。
そしてまた返信してやった。
チェックインで寝顔を見せただけだけどな。妹は80〜90年代の歌謡曲に疎いから、実在するホテルの事だと思い込んでいるようだった。
そんなこと聞いてねーよ!
だからどこにあるんだよ!
ラブホなの?
レストランとか入ったちゃんとしたホテルなの?ネタにマジレスか。
コイツとまともに取り合ったって得な事は何一つ無い。
もちろん食事もリバーサイド。
どこにあるかは知らねーよ。
行き先を尋ねるのに疲れ果てたくらいだから。
忙しいから他当たってくれ。そういえば、高校時代に横浜の西口辺りで 「リバーサイドホテル」 ってのに入った気がする。 確かに川沿いにあったっけ。 しかし、あんな糞緑色のドブ川沿いでは食事を取る気など起きるわけもなく、川に浮かんだプールでひと泳ぎなんて、考えただけでゾッとする。
※画像は本文と関係ありません。
「あなた方の娘は変わり者」と言う事で、両親が小学校へ呼び出された事があった。
- 友達も話し相手も作らずいつも一人でいる
- 友達を作るよう言い聞かせても、友達を作る気配さえ無い
- 男子生徒を崖やジャングルジムから突き落とした
- 女子生徒の顔と成績をひどく罵り泣かせた
- 机の板の部分を彫刻刀で削って鳥の絵を描いた
- 体罰を与えた先生を殴った(めがね破損)
- たまに授業をボイコットする
- プールで溺れたフリをした
- ドッヂボールで女子生徒の鼻を折った(過失だが)
- 提出物を一切出そうとしない
- 勝手に教室のマリモを持って帰った
という具合に、色々と問題を起こしていたので、両親が説教を受けたのだそう。 学校から説教を受け両親が家に戻ったのは18時頃だったかな。 2人とも無言だった気がする。
「何を言われた?」と父親へ問いかけてみると、
「お前はもう手に負えない」と言った後、どこかへ電話をしていた。
翌日の朝、他人の運転するワゴン車に乗せられてどこぞの施設へ送られた。
担当の者に
「これは一体どういう事か」と聞いてみると、
「亀頭ちゃんの両親は忙しいから、亀頭ちゃんはしばらく私たちと暮らすの」という答えが返ってきた。 子供ながらに、捨てられたと分かった。
施設に着いてすぐ、学力テストや心理テストのようなものを受けた気がする。 その後、短いビデオを観せられた。 内容はあまり良く覚えていないが、弱い者イジメをしていた悪党に神様が制裁を加えるという筋だったと思う。 ビデオを観た後、その場で原稿用紙が配られ、「親」というテーマで神様への手紙を書かされた。
今思えば、「親」というテーマで子供が書いた内容は、真実を反映した子供の心の声という事で、それを参考にして子供が施設へ預けられた背景を探ろうという魂胆だったのだろう。
数日間はその施設にいたが、ある日また家に戻されてしまった。 大人になってから母親に事の真相を聞いてみた所、どうやら施設の方から色々と育児のアドバイスをいただき、もう一度育てる決意をしたのだとか。
育ててくれた事には感謝してる。
変に甘やかされて育つよりよっぽど良かった。
でも、結局、人と共に生きるという事ができない人間になってしまった。 1人の方が心地良いと感じる人間になってしまった。 人の気持ちが分からない。 犬の気持ちはわかるのにw